AIアニメプロジェクト

株式会社tazikuと株式会社K&Kデザインは、AIを用いたアニメーション制作にチャレンジするプロジェクト「AIアニメプロジェクト」を発足しました。

AIアニメプロジェクトの背景

名古屋という地域は、アニメーターが極めて少なく、アニメ制作に必要な予算も確保しにくいという地域特性があります。名古屋でアニメ事業を手掛けるK&Kデザインを中心に、そんな現状に諦めることなく、全く新しい手法でのアニメ制作にチャレンジすることを決意しました。

多くのアニメクリエイターたちが、この新しい取り組みに対して不安や疑問をいだき、今まで培ってきたスキルや技術がAIに置き換えられるのではないかという懸念もあると思います。私たちはそんなクリエイターたちの思いを受け止めつつ、クリエイターがより創造的な作業に専念できる環境を創る最初の一歩としてプロジェクトをスタートします。

AIアニメプロジェクトのチャレンジ

生成AIを用いて、アニメ制作に使える技法・テクニックなど、随時更新していきます。

生成AIで背景を制作し、エフェクトを重ねる

実験的に背景を生成AIで制作し、そこにアニメーションを重ねるショートムービーを作成。
https://taziku.co.jp/project/ai-background

ラフスケッチから生成AIでキャラクターの方向性を定める

簡易的なポーズや構図を数点作成し、AIで同一キャラクターに仕上げる生成を検証
https://taziku.co.jp/project/ai-char

髪型を付記したラフスケッチで生成AIでキャラクターのイメージを固める

簡易的なポーズに髪型を付記した上で、生成AIで同一キャラクターを生成する検証
https://taziku.co.jp/project/anime-rafu-2

全身の三面図のラフから生成AIでキャラクターを描く

バストアップでは無く、全身の三面図からキャラクターを生成する検証
https://taziku.co.jp/project/3men-zu

ラフスケッチに光源を描き込み、生成AIで「撮影」の感覚を探る

今回は同じくラフラフで書いた棒人間に対して、光源の位置を指定して、光源の効果をイラストに反映させるテスト
https://taziku.co.jp/project/ai-anime-lighting