髪型を付記したラフスケッチで生成AIでキャラクターのイメージを固める
前回「ラフスケッチから生成AIでキャラクターの方向性を定める」と言う記事で、生成AIを利用して、キャラクターの方向性を探る実験を行いましたが、今回は、簡易ラフスケッチに髪型のデザイン要素を追加した場合、それらが再現されつつ、同一のキャラクターが生成されるのかの検証を行いました。
生成AIにインプット元画像
前回のラフスケッチに、1枚目は一般的な髪型、2枚目は大きな三つ編みという個性を付与してスケッチを作成しました。
生成AIによるアウトプット
髪型の情報を反映した上で、画像を生成することができました。若干ブレはあるものの、イメージを固める段階では十分。プロンプトを用いれば、髪の色、目の色、服装などは固定できるのでここからキャラクターの原案を創っていけそうです。
アニメ制作における活用方法
髪型によるキャラクターの特徴付けは、重要なデザイン要素と感じているのでイメージの幅を広げるための手法としてはとても効果があると感じ初期段階でのアイデア作成に大きく役立つと思いました。
(K&Kデザイン)
AIアニメプロジェクトについて
株式会社tazikuと株式会社K&Kデザインが共同で、AIを用いたアニメーション制作にチャレンジするプロジェクト。生成AIを従来のアニメの制作フローに組み込み、クリエイターがより創造的な作業に専念できる環境の創出を目指しています。
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