Claude 3で登場人物の会話を生成する
日本語の理解力、生成能力が非常に高いClaude 3で、複数の登場人物を設定しその二人が会話する内容を含んだストーリーが生成できるのかを試してみました。
XMLでプロンプトを構成
「」でまとめてXMLで構造化してプロンプトを制作し投げてみました。
以下の設定を元に二人の会話を構成してください。出力はタグなどは利用せず読みやすい形で出力してください。
<man>40代男性・ディレクターー</man>
<girl>20代女性・グラフィックデザイナー</girl>
<story>広告案件での社内のやりとりの1シーン。
面白くドラマ性のあるストーリーで起承転結を意識して、
少し笑えるようなエピソードを加えてください。</story>
生成結果は?
40代男性ディレクター:「おはよう、山田さん。今日は新しい広告案件について打ち合わせしたいんだけど、時間ある?」
20代女性グラフィックデザイナー:「おはようございます、鈴木さん。はい、今日は時間ありますよ。どんな案件ですか?」
鈴木:「うん、大手飲料メーカーからの依頼でね。夏に向けた新商品のキャンペーンをやりたいって。山田さんの斬新なアイデアに期待してるよ。」
山田:「わかりました。夏といえば海やプールですよね。どんな商品なんですか?」
鈴木:「実はね、ちょっと変わった商品なんだ。『スイカ味の炭酸水』っていうのを売り出すらしいんだけど…。」
山田:「えっ、スイカ味の炭酸水ですか?確かに斬新ですね…。」
鈴木:「そうなんだよ。だから普通の夏のイメージとは違うアプローチが必要だと思うんだ。山田さんならユニークな発想で面白い広告が作れるんじゃないかな。」
山田:「なるほど…。スイカ割りならぬ、スイカ味炭酸水割りとかどうでしょう?」
鈴木:「おお、いいねそれ!夏祭りでスイカ割りならぬ、炭酸水割りを楽しむ様子とか面白そう。」
山田:「あとは、ビーチでスイカの浮き輪に乗りながら炭酸水を飲むとか…。常識を覆すギャップを狙うのはどうですか。」
鈴木:「ハハハ、確かにそれも面白い!常識にとらわれない自由な発想って大事だよね。」
山田:「そうですね。他にも案を出してみますので、また相談させてください。」
鈴木:「うん、楽しみにしてるよ。斬新な広告で今年の夏を盛り上げていこう!」
二人は笑顔で握手を交わし、ミーティングを終えました。社内に新商品への期待と面白い広告への興奮が広がっていました。
会話は創れる
今回のプロンプトは簡単なものでしたが、要望に近いストーリーが上がってきました。もっと細かく作り込んでいけば、様々なストーリーが生成できそうな可能性を感じるアウトプットを得ることができました。
もう少し詳細にプロンプトを作り込んだ場合どうなるのか?改めて試してみたいと思います。