「EasyPromptAnime」簡単プロンプトアニメエディタの各種パラメーターを解説
「プロンプトでアニメが生成できる「EasyPromptAnime」インストール編やアニメ生成編で利用開始から生成方法まで解説してきましたが、今回は、一緒に提供されている、簡単プロンプトアニメエディタの各種パラメータを解説していきます。
EasyPromptAnime(簡単プロンプトアニメ)とは?
「EasyPromptAnime(簡単プロンプトアニメ)」はAnimateDiff prompt travel がベースとなっており、簡単プロンプトアニメエディタで簡単に設定ファイルを作成できたり、ドラックだけでアニメーション生成ができるなど様々な機能が用意されています。
EasyPromptAnime(簡単プロンプトアニメ)
https://github.com/Zuntan03/EasyPromptAnime
簡単プロンプトアニメエディタ基本設定
すべて日本語で注釈も書いていただいている非常にわかりやすいのですが、確認を兼ねて一つずつ解説していきたいと思います。
1.length
動画の総フレーム数(画像数)1秒 10フレームで 30フレームなら 3秒の動画になり、ディフォルトでは1s10フレームのため、120フレームで12秒の動画が生成されます。
2.width/hight
生成する動画の幅と高さです。サイズによって大きく生成速度が左右されます。FullHD例: 448×512 > 896×1024 > 1344×1536
3.upscale1_height
アップスケールはheightの倍率で決定されるようなので、比率は完全に固定されるみたいですね。
4.upscale_mode
アップスケール方法を指定可能。重ね掛けも可能ですが、それだけVRAMも使うので注意が必要です。
5.prompt_fixed_ratio
プロンプトの変動率、どれだけ動画に変化を持たせるかというパラメーター、ディフォルトは0.2で設定されています。
6.seed
生成用のシード番号、初期はランダムの-1が設定されています。
7.model_name
生成に利用するモデルを設定、モデルは追加することも可能です。
8.custom_model_name
カスタムモデルを利用する場合に名前を指定、animatediff-cli-prompt-travel/data/models/sd/ に *.safetensors形式のモデルを設置。VAEは埋め込む必要があり
簡単プロンプトアニメエディタ詳細設定
さらに生成のモデルや、fps、Clipskipなどを変更することが可能です。
パラメーターを調整して動画生成
今回は、秒数を伸ばし、横長の画描で、宇宙空間で漂う女子を生成、プロンプトは以下のように設定
H: 1girl,universe
0: upset
20: smile
100: surprised
F: astronaut,space suit
次回はカスタムモデルでの生成に挑戦していきたいと思います。