MidjourneyのZoom Out機能を試す 限界にも挑戦
Midjourneyがv5.2のリリースとともに追加されたのが、Zoom Out機能。Photohsopのジェネレーティブ塗りつぶしのように生成した画像をベースに、その周辺を描いてくれるという新機能です。
今回はそのZoom Outの検証とどこまでZoom Outができるのかを検証していきます。
Zoom Out機能の利用方法
利用方法はとてもシンプルで、アップスケールした画像の下部にZoom Outボタンが出現するため、選択するだけで利用することが可能です。表示されるボタンは3つで「Zoom Out 2x」、「Zoom Out 1.5x」、「Custom Zoom」でZoom Out率を選択できます。「Custom Zoom」を選択するとパラメーターで指定することも可能ですが、パラメータは1〜2の間となっています。
また、Zoom Outから生成された画像をアップスケールすると、再度ボタンが出現し、重ねがけが可能です。
Zoom Outの重ねがけの検証
「Midjourneyがv5.2をリリース5.1とv4との比較検証」の記事にて生成した日本人女性でZoom Outを試してみます。
元画像
Zoom x2
Zoom x 2 二回目
Zoom x 2 三回目
Zoom x 2 四回目
全身まで出現させることができましたが、ポートレートからだと3回が限界で4回目からは大きく世界が破綻しました。
レイアウトの自由度が大きく向上
Zoom Out機能については今までプロンプトでアングル調整していた部分が大幅に改善され、角度は帰れませんが、画角は自由自在にコントロールすることが可能です。
これは革新的なアップデートだと思います。