MidjourneyのVary(strong / Subtle)とMake Squea機能
「MidjourneyのZoom Out機能を試す 限界にも挑戦」でお伝えしたZoom Out機能は画像の外側を描き、画像の特徴を保ちながら、大きく画角を変化させるものでしたが、同時に追加されたVary(storong / Subtle)とMake Squea機能についても紹介したいと思います。
Vary(Strong / Subtle)
今までもバリエーションの生成はボタン一つで行えましたが、今回のアップデートではバリエーションの強弱がセットされており、言葉の通り、強めのバリエーションとほんの少しのバリエーションを出力してくれるというもの、実際に試した結果は以下にまとめました。
元画像
Vary(Strong)
Vary(Subtle)
比べてみると、strongの方は人の向き、顔など大きく変わっており、subtleについては大きな構成要素は保ちながら細部のみ変更が行われています。
Make Squea
Make Squeaについては至ってシンプルで、正方形以外で生成した画像を正方形の比率に画像の特徴は保ちながらリサイズしてくれます。今までseed値を固定しても、画角が変わると画像が変化してしまっていたので、地味ですが嬉しい機能です。
Make Squea
単純な左右のリサイズでは無く、画角的に足りてない部分は書き足されています。
アップデートで痒いところに手が届くように
画作りの向上以外にもZoomOutもそうですが、これは不便とか、これができたらみたいな機能がアップデートで確実に回収されている気がします。今後もMidjouneryのアップデートには期待です。