AI動画生成Kaiber.aiのFlipbookをEvolve別に試す
AI動画生成サービスKaiber。以前サービス自体については「動画生成AIのKaiber.aiのプランや商用利用についてのまとめ」という記事で取り上げましたが、今回は各設定がどのように作用しAI動画が生成されるのかを試してみました。
Flipbookで検証
Kaiberには現在、Frame-by-frame animationのFlipbookと画像をベースにAnimationを生成するMotionがありますが、今回はFlipbookについて生成しながら検証していきます。
img2videoのベース画像
今回の検証はimg2videoを前提にすすめていきます。上記の画像を利用し、Flipの生成結果の差異を見ていきます。
Kaiber-Flipbookの設定について
絵柄に大きく作用するものとして、大きくはプロンプトとEvolveがあります。Evolveは、Lower = More stable, Higher = More wild(低いほど安定、高いほど荒々しい)とされています。
プロンプトは現在、入力された画像から解析が可能なため、解析の値をそのまま利用し、styleについては、img2videoのベースの画像がイラストレーションなので、「Anime,Illust」を固定としてEvolveの数字を1〜10で検証していきます。
Flipbook Evolve1〜10の検証結果
全く同じ設定でEvolveの数字だけ1〜10とずらし、随時書き出し、違いを検証しました。
8秒ごとにEvolveが1ずつ上がっていきます。キャラクターはベースの画像があるので、そこまで大きくかわらないのですが、Evolveが1でも、完全に顔の形を保つことはできません。現状多くのAIアニメ制作が一貫性を保つことに注力されているので、FLIPについては、ベース画像有りきというよりは、アクぁって行くことを大きく楽しむと言う形に振ったほうが良い機能だと思いました。