ChatGPT Code Interpreterでイラスト付きQRコードを生成する
ChatGPTに新しいモデル、ChatGPT Code Interpreter(コードインタープリター)の発表時に、OpenAIがTwitterでQRコードが生成できるツイートをし、話題になっていましたが、今回はCode Interpreterを利用して、QRコードを生成してみたいと思います。またさらに、そのQRコードにイラストQRが生成できるかも実験してみました。
一般的なQRコードを生成
プロンプトはシンプルに以下
taziku.co.jpのQRコードを生成してください。
エラーが発生しましたが、自動的にリトライしてくれています。
生成されたQRは以下
Code InterpreterでQRコードを装飾
ここまでは、OpenAIのTwitterでも紹介されていたとおりですが、ここからQRを装飾していきます。以下のプロンプトを指示しました。
QRコードにイラストを配置したい。
以下のようなQRコードが生成されました。
配置はされましたが、読み込み精度がいまいちなので、以下のように指示をだします。
イラストを全面に配置し、アルファ部分にもQRコードを描画してQRをもう少し読みやすくしてください。
生成された画像は以下。
イラストとQRコードがマージされ読み込み精度もかなり良くなりました。
自律的に改善しようとする
冒頭にも触れましたが、Code Interpreterの凄さの一つがエラーが発生した場合、自律的になんとかしようとすること。カラー変換を試した際に、カラー変換がpngからではできず、グレイスケールに変換する必要があり、その変換を自ら実行しゴールに辿り着こうとします。
蛍光ピンクに変換したQRコード
これをAIにやられると、人間の価値、人間の作業者の価値を真剣に考えていく必要がありそう。とても便利な機能ですが、ビジネスサイド以外にとっては驚異になる応対だと思います。