Midjourney パラメータで画角を調整する方法
ジェネレーティブAIのMidjourneyで生成した画像は、基本正方形の1024px x 1024となりますが、プロンプトにパラメーターを付与することで、画角などをある程度、操作することが可能です。画角の変更をMidjourneyで画像生成しながらご紹介していきます。
–ar アスペクト比パラメータ無しで生成
まずは一枚生成してみます。「幻想的な世界に佇む少女を二次元イラスト」を生成してみます。
プロンプト:A girl standing in a fantastic world,kawaii
シンプルに正方形で1024 x 1024pxで出力されます。パラメータを使って同じプロンプトにパラメータを付けて画角を操作していきます。
–ar アスペクト比パラメータで横長に
プロンプト:A girl standing in a fantastic world —ar 3:2
出力された画像サイズは1536 × 1024pxとなります。v3では16:9の指定でしたが、v4から、3:2となったみたいです。
–ar アスペクト比パラメータで縦長に
プロンプト:A girl standing in a fantastic world,kawaii –ar 2:3
出力された画像サイズは1024 × 1536pxとなりました。こちらも、以前は9:16でしたが、v4から、2:3となったみたいです
バージョンごとのarパラメーターの違いは?
以前は—wや—hで画像指定できたり、様々なサイズのショートカットが利用できたみたいですが、v4からは廃止されているみたいですね。以下はバージョンごとの違い–arパラメータの違いについてまとめました。
Max Aspect Ratios
・Version 5 any※(自由に設定できますが2:1以上のアスペクト比は不具合が起きる可能性があります。)
・Version 4c (default) 1:2 to 2:1
・Version 4a or 4b 1:1, 2:3 or 3:2
・Version 3 5:2 to2:5
・Test / Testp 3:2 to 2:3
・niji 1:2 to 2:1
パラメータは、1:1(正方形)から各モデルの最大アスペクト比まで、どのようなアスペクト比でも入力可能。ただし、画像生成時やアップスケーリング時に最終出力が若干変更される場合があります。