Midjourney v5.1の特性や新パラメータを検証
先日「Midjourney二次元特化版 niji・journeyの新スタイルを検証」という記事で、niji・journeyの新スタイルについてお伝えしましたが、Midjourneyにも「v5.1」と言う新たなバージョンが追加されていました。
今回は.1とマイナーアップデートになりますが、どのような機能が追加されどう変わったのかを検証してみたいと思います。
v5.1で追加された要素
Midjourney v5.1では、「opinionated」という機能が最も大きな特徴で、短いプロンプトでも高品質な画像生成が可能となっています。、「opinionated」については短文で高品質が得られる反面、細かく作り込んだプロンプトが効きにくいというデメリットもあります。
パラメーター「–style raw」
上記のプロンプトが効きにくいというデメリットを無効にするために新たなパラメーターが追加されましたそれが「–style raw」です。このパラメーターを設定することで、v5.1の利点を活かしつつ、プロンプトを作り込んでいくことが可能です。
v5.1を利用するためには?
「/setting」をMidjourney botにDMし、下記のように該当verをオンにすれば設定完了です。
v5とv5.1で比較
今回は短文がどこまでクオリティが上がるのかをチェックするため、極めて短いプロンプトで比較してみます。
cute cat
v5
v5.1
v5.1 — raw
明確に違いが現れました。v5.1はcuteというプロンプトを解釈してプロンプトの補完しているような感じがしますね。
これはかなり好みが分かれるアップデートだと思います。ただ、短文で高品質な思いに近い画像を生成したい場合は強力なバージョンだと思います。創りたい絵柄に合わせてバージョンを選択しましょう。
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