Novel AIのストーリーテラーで物語を書いてみる
Novel AIは、人工知能を利用して物語やキャラクター、世界観を生成するための生成AI。画像生成AIは多数のサービスがありますが、物語に特化した生成AIはとても珍しい生成AIだと思います。
Novel AIはイラストレーションの精度が高く、その側面にスポットが当てられることが多いですが、今回はNovel AIのストーリーテラーで物語を書いてみたいと思います。
まずはChatGPTで舞台設計
Novel AIはどちらかというと、補助的に物語を生成してくれるものなので、ベースとなるプロンプトが必要です。今回はその部分をChatGPTに任せて描いてみたいと思います。
場所: 2024年、東京の高層ビル群に囲まれた小さなカフェ
時代: 現代の日常生活に、わずかながら未来的な技術が溶け込んでいる
環境: カフェはレトロとモダンが混在するデザインで、若者から高齢者まで様々な客層が訪れる
2024年、東京の高層ビル群に囲まれた小さなカフェ、現代の日常生活に、わずかながら未来的な技術が溶け込んでおり、若者から高齢者まで様々な客層が訪れる店内で…
出力されたストーリー
2024年、高層ビルが立ち並ぶ東京の片隅にある小さなカフェで。若者から高齢者まで様々な客が訪れたりする。そして中には未来的ともいえる科学技術が溶け込んだような商品や設備も。
そんなある日のこと、その店は…
「店長!店長!!」
「どうした、急に大声なんか出して。」
「いや、ちょっと、お客さん、変ですよ。」
「…変?変なのはお前の言葉遣いから始まるよ?」
「そういう話じゃなくて…」
「ん?じゃあどういう話だい?」
「お客さんの様子が変というか…。」
「…は?何言ってんだ?」
「いやだから…」
「だから、って言われてもなぁ…店内で変な客なんていくらでもいるだろう。」
「そりゃそうですが…。」
「で?変なのってどんな変なのさ?」
「…うーん…なんというか…普通じゃない、っていうか。」
「…はぁ…意味分かんねぇよ。いいから早く仕事しろ。」
「あ、ちょ、店長!」
「はいはい。ただいまー。」
そう言って店長は接客へと戻った。そして接客を終えた店長が厨房に戻ると、そこには…
セリフも出力
ChatGPTだと話の大枠を考えてはくれますがディフォルトのセリフなどはプロンプトを工夫しないと難しかったのですが、Novel AIは上記のように少しおかしなところはあるものの、日本語のセリフも対応して出力してくれます。
使い所は見極める必要がありますが、非常に個性がありある用途においては非常に力になってくれる生成AIだと思います。
Novel AI
https://novelai.net/