ChatGPTの「GPTs」の詳細設定を調べる
ChatGPTの有料版で利用できる、ChatGPTを特定の目的に合わせてカスタマイズ可能な「GPTs」。ユーザーは独自の指示やKnowledgeと言われる追加ファイルを読み込ませることで、ChatGPTのカスタムバージョンを作成し、共有することが可能というもの。
比較的かんたんに利用することができますが、カスタマイズに必要な、InstructionsとKnowledgeについての制限事項や気をつけるべき点などを調べてまとめて行きたいと思います。
まずは作成方法を参照されたいという方は「ノーコードで自分専用のChatGPTを制作できる「GPTs」の構築方法を解説」をご覧ください。
GPTsの設定項目
カスタムしたChatGPTの挙動を大きく左右する設定する項目としては以下の4つがあります。
・Instructions
・Conversation starters
・Knowledge
・Capabilities
それぞれの項目について詳しく解説していきます。
Instructions
事前に前提条件やプロンプトを入力し、どのようにカスタムしたChatGPTが振る舞うかを設定を行えるというもの。Instructionsには8,000文字の制限がかかっており、あまりにも長文は利用ができません。
onversation starters
最初にユーザーに入力して欲しい例文を示します。ショートカットとしての役割もありますが、このGPTsが何を目的としているのかをわかりやすく例示するという目的もあります。
Knowledge
追加の知識として、独自の情報ファイルをアップロードして、ChatGPTに学習させることが可能です。
Capabilities
以下の3つの機能をON/OFFすることが可能です。
Web Browsing : インターネット接続で情報を取得
DALL·E Image Generation : DALL-Eで画像生成
Code Interpreter : コードインタープリター CSVなどを処理する場合は必要
それぞれの項目を適切に設定
精度が高い回答を引き出すには、それぞれの項目で正しく適切に設定する必要があります。次回意向はそれぞれの制限や注意すべき事項をまとめていきます。
ChatGPT
https://chat.openai.com/