Code Interpreterで指定した資料をパワーポイントで作成
ChatGPTに新しいモデル、ChatGPT Code Interpreter(コードインタープリター)。様々なpythonのコードをChatGPT上で実行でき、ファイル操作やファイル作成も可能なモデルですが、今回はCode Interpreterを利用して、パワーポイントの作成を試してみました。
お題として「VTuberの魅力を初心者にもわかりやすく解説するためのパワーポイント」の生成を依頼しました。枚数などは適当に設定。内容は与えず、調査〜ライティングまで行いパワーポイントに落とし込むところまでをChatGPTに以下のプロンプトで依頼しました。
プロンプト
あなたはVTuberのコンテンツプロデューサーです。
python-pptxを使用して、VTuberの魅力ついて初心者でもわかりやすく解説するための6枚のスライドを作成して、パワーポイントファイルで出力してください。条件
・1枚につき3つの文章を24ptで書く
・文章は箇条書きで構成
・1枚ごとに見出しをつける
・フォーマットは16:9で生成
こちらを入力し、生成されたパワーポイントのプレビューは以下となります。
24ptで書く、フォーマットは16:9あたりは反映されませんでしたが、ほぼ想定通りの内容でパワーポイントが生成されました。
レイアウト制御の実験
こちらは、PPTの背景画像を黒にして、文字を白にするように設定したパワーポイントのプレビューです。
細かい部分も基本はpython-pptxを利用しているため、レイアウトの指定なども細かく指定してあげることで実現は可能そうです。
調査・ライティング・パワーポイントの生成が数十秒で
上記のざっくりとした内容ですが、それでも調査、ライティング、パワーポイントへの落とし込みが数十秒でできるのは驚異的なスピードです。どんなに優秀な人間でも、不可能な作業です。生成AIが全盛になる時代、スキルセットはもう一度慎重に見直す必要がありそうです。