Adobe Fireflyの料金プラン・クレジット数について解説
Illustratorの「テキストからベクター作成」やPhotoshopの「生成塗りつぶし」など多様なAI機能が発表され、商用利用も可能な状態で実装されていますが、現在はAdobeの契約ユーザーであれば、2023年11月1日までの間はクレジット関係なく利用することができます。
今回は、2023年11月1日以降についての料金プランやクレジット数の消費について解説したいと思います。
Fireflyのクレジットについて
クレジットは各プランによって月々付与される金額が異なっており以下の通りになり、残った生成クレジットは翌月に繰り越されないため注意が必要です。
・コンプリートプラン:1,000
・単体プラン※1:500
・単体プラン※2:250
・単体プラン※3:100
・単体プラン※4:25
・Adobe Stock:500
・Adobe Express プレミアムプラン:250
・Adobe Firefly プレミアムプラン:100
※1 Illustrator、InDesign、Photoshop、Premiere Pro、After Effects、Audition、Animate、Adobe Dreamweaver、Adobe Stock、フォト 1 TB
※2 Creative Cloud フォト 20 GB
※3 Lightroom
※4 InCopy、Substance 3D Collection、Substance 3D Texturing、Acrobat Pro
詳細は「生成クレジットに関するよくある質問」をご覧ください。
生成クレジットの消費量
クレジット生成の消費量(価格)は、生成コストやAI生成機能によって異なります。
現在のFireflyクレジットの消費量は以下のとおりです。
・生成塗りつぶし、生成拡張、テキストで画像作成、生成再配色:1クレジット※1
・テキスト効果:1クレジット(2023年 11月1日以降)
※1 最大 2000 x 2000 ピクセルの標準的な画像の場合、解像度の高い画像、アニメーション、動画、3D の 生成 AI 機能については生成クレジットが増加する可能性が有り
有料ユーザーはクレジットを消費しても無制限で生成可能
Adobeの有料プランで契約をしていれば生成速度は遅くなりますが、クレジットを使い切っても無制限で生成可能です。また生成クレジットは追加で購入することが可能です(100 クレジットで月額 4.99 US ドルからを予定)。
有料ユーザーは生成AIの恩恵を十分に
その他有料サービスと同様な料金体系ですが、速度低下しても無制限に利用できるのは嬉しいですね。今後Adobeユーザーは生成AIの恩恵を十分に受けられそうです。