画像生成AI「Midjourney(ミッドジャーニー)」を使って展示会ブースを創ってみた
企業の重要な顧客とのタッチポイントである展示会。毎年様々な展示会がオンライン/オフラインで開催されており、他社との差別化のためにブースのデザインには各社こだわりを持って望むため、クリエイティブに対するコストは大きなものとなります。
今回は、時間と労力がかかる、展示会ブースを画像生成AI、MidJourny(ミッドジャーニー)を使ってデザインして見たいと思います。
ブースの与件を決める
「テクノロジー企業、プロダクトやソフトウェアが混在したクライアントのブース」と仮に決めます。
まずは特に何も考えずに出力
割とクオリティが高い、オリジナリティは無いが、ここから詰めていけるクオリティではあります。もう少し具体的に、企業カラーは黒と白というイメージで制作してみます。
白と黒を基調に調整
しっかり黒と白の基調が取り込まれました。このパターンで、左下の画像をベースに、モノクロすぎるので、キーカラーを追加していきます。ベースを守りつつの細かいチューニングは、現段階では画像生成AIのほうが時間がかかるので、ここからはデザイナーが手作業で作業していきます。
最終調整版の展示ブース
メインの柱に青色をアクセントカラーを追加し、各サイネージにイメージ映像を足しこんで、手作業で仕上げFIXした展示ブースが以下。はめ込み画像もジェネレーティブAIを使っています。細部は割愛していますが、細かく調整していけばそれなりに仕上がってくると思います。
ブースデザインはAIで解決できるか?
展示会ブースデザインも初期提案はAIで提案できるクオリティだと思います。もちろん、このデザインだけではなくて、構造設計や、実際のリアルな現場で建込みができるかなどの調整で、プロフェッショナルは必要となります。ただ初期提案のイメージを探る段階ではとても有益な使い方だと思いました。