「OpenAI DevDay」で発表されたアップデートまとめ
2023年11月7日にOpenAI DevDayが開催されました。いくつもの大きな発表があり、世界を沸かせましたが今回はOpenAI DevDayで発表された内容をまとめていきたいと思います。
OpenAI DevDay 公式キーノート
全編はYoutubeに公開されており以下からご覧いただくことが可能です。
OpenAI DevDayの大きなポイント
大小含めると様々な発表がありましたが、大きな点としては以下。
1.ChatGPT plusがアップデート
2.GPT-4 Turboがリリース。新APIの解放や、価格が改定
3.自然言語で作成可能なボットGPTsの発表
4.開発者のためのAssistants API発表
一つずつ詳しく見ていきます。
ChatGPT plusがアップデート
今まで、機能ごとにチャットを分けて作成する必要があり、画像生成AIや画像の読み込みなどを利用した機能はありますが連携には手間がかかりました。今回のアップデートでChatGPT plusの機能が統合されマルチモーダルとなったことにより、画像を解析してもらい、画像をリファレンスとして画像を生成できるようになりました。
GPT-4 Turboがリリース
GPT-4 Turboがリリースされ、ChatGPT plusに組み込み、さらにChatAPIの改善・新しいAPIもリリース、さらに価格引き下げも実施されました。
・コンテキスト長が拡大 最大128kトークンに
・2023年4月までの情報に対応
・より安価な料金設定
・制限の緩和
・画像生成・画像解析・TTS 新API公開
・様々なタスク処理機能が追加(Function CallingやJSON mode etc)
・GPT-4ファインチューニングに対応
・著作権シールド
自然言語で作成可能なボットGPTsの発表
特定用途のボットをChatGPTをベースにカスタマイズして制作できる機能をリリース。日常で困っていること、日常のタスクに特化したボットを自然言語で作成することが可能です。
さらに、GPT Storeが公開される予定となっています。
開発者のためのAssistants API発表
Code Interpreter、Retrieval、Function callingなどの呼び出しに対応し、高機能なAIアプリを簡単に構築することが可能です。
裏側がAssistants APIで動作しているデモでは旅行計画サービスが示されました。これによりアプリケーションの開発手法が根幹から変わる可能性があります。
まとめ
非常に大きな転換点となった2023年11月の「OpenAI DevDay」。今後一つずつ新機能を試して記事にまとめていきたいと思います。
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