DALL・E2のクレジットロゴマークは消しても良いのか?その他、禁止事項などを調査
「画像生成ジェネレーティブAI「DALL・E2」の始め方から画像生成までを解説」という記事で、商用利用は利用規約と照らし合わせて可能であることをお伝えしましたが、ジェネレーティブAIのDALL・E2にはどんな制約があって、何をしてはいけないないのか?な禁止事項などを調べてみました。
コンテンツについてのポリシー
コンテンツに関するポリシーは「Content policy」に掲載されています。一つずつ見ていきましょう。
有害であると認識されるような画像の生成・アップロード・共有は禁止
Do not attempt to create, upload, or share images that are not G-rated or that could cause harm.(原文)
https://labs.openai.com/policies/content-policy
具体的には、Hate、Harassment、Violence、Self-harm、Sexual、Shocking、Illegal activity、Deception、Political、Public and personal health、Spamなどの表現が禁止されています。
AIの関与について誤解を与えないようにしましょう。
Don’t mislead your audience about AI involvement.(原文)
https://labs.openai.com/policies/content-policy
作品を共有する際には、AIが作品に関与していることを積極的に開示することを推奨。
DALL-Eのサインを削除しても構いまわないが、AIで作成しているが、作品は全て人が作成したものであるなど、偽装することは禁止されています。
他人の権利は尊重する
Respect the rights of others.(原文)
https://labs.openai.com/policies/content-policy
人物の画像を本人の同意なしには利用しない、また、公人の画像は作成は禁止。人物以外にも、使用権を持っていない画像をアップロードは禁止されています。
規約は正しく理解して利用
正しく規約を理解し、適切にAIを利用できるようにこうした規約の確認は重要ですね。
最新版は2022年9月19日に更新されています。今後も定期的に公式サイトの規約はチェックしていきたいと思います。