「DALL-E 3」とChatGPTでGIFアニメーションを生成
画像生成AI「DALL-E 3」様々な活用方法がWEB上では試行錯誤されていますが、今回は、「DALL-E 3」とChatGPTのみで、GIFアニメーションを生成する方法を解説したいと思います。
DALL-E 3 とは?
DALL-E 3はOpenAI社が開発公開した画像生成AIで、自然言語のやりとりで画像生成を行うことが可能です。現在はChatGPTのPlusとEnterpriseの2つの有料プラン、またはMicrosoft BingのImage Creatorにて利用することが可能です。
その他の画像生成AIとの大きな違いは、ChatGPTとの統合と、プロンプトの理解力となり、曖昧に投げた指示もChatGPTが的確にプロンプト化して投げることで、想像に近い画像を生成することが可能です。
GIFアニメ用の画像を準備
まずは画像GIFアニメ生成用の画像を準備します。
人の動きだと破綻しやすいのでシンプルな焚き火のGIFアニメを想定して制作していきます。
プロンプトは以下の通り
ドット絵の焚き火のスプライトシートを以下の条件に基づいて作成して
・出力枚数:1
・画像が重ならないように
・各フレームが均一サイズ
画像を修正
このままだと、機械的に分割すると余白がじゃまになってしまうので、Photohsopで余白を切ります。
修正した画像をChatGPTの「Advanced Data Analysis」に渡し以下のプロンプトでGIFアニメを作成します。
6×3で分割して、GIFアニメを生成してください。
完成したGIFアニメ
いい感じでGIFアニメにはなったのですが、オブジェクトの中心点がズレていってしまうので不完全な形になってしまいます。
今回は割愛しますが、ここからさらに一枚ずつ切り出して中心をずらさずに画像を書き出して渡すことができれば完全なGIFアニメに近づくかもしれません。
まとめ
・完全なGIFアニメをシンプルに生成は難しい
・ざっくりしたアニメであれば問題なし
・画像の生成が成否をわける
まだまだ不完全な部分はありますが、これがAIだけで作成できるのは本当にすごいですね。今後もDELL-E 3の様々な使い方について紹介していきたいと思います。