ChatGPTプラグイン「Link Reader」- 指定した公開コンテンツを参照し回答を生成
ChatGPTプラグインを実際に生成例を交えながら紹介していきます。今回紹介するのはChatGPTプラグイン「Link Reader」。
ChatGPTプラグイン「Link Reader」について
「Link Reader」は、Webサイトだけではなく、PDFファイル、PowerPointファイル、Wordファイルなど、あらゆる種類のコンテンツをURLから読み取ってくれるChatGPTのプラグインです。
ChatGPTはある一定期間までの情報であれば訓練されているため参照情報無しで出力してくれますが、それを超える最新の情報の回答は難しい状況でしたがこのプラグインを利用すれば新たな情報を取り込み回答してくれます。
ChatGPTのプラグインとは?
OpenAIが、ChatGPTを拡張するための機能として、「プラグイン(Plugins)」をリリース。
「プラグイン(Plugins)」は、ChatGPTを多機能にカスタマイズ、拡張するための機能です。現状は有料のChatGPT Plusユーザーに限定されています。
ChatGPTのプラグインについての利用法については、「プラグインを利用してChatGPTを拡張する<インストール〜実行まで>」の記事をご覧ください。
ChatGPTのプラグイン「Link Reader」の使い方
Plugin storeのSearchから「Link Reader」を検索、Installボタンを押してChatGPTにプラグインをインストールします。
プラグインはGPT-4モデルでの利用となるので、GPT-4のタブからPluginsを選択、プルダウンメニューからプラグイン一覧から「Link Reader」をチェックすれば準備は完了です。
「Link Reader」プラグインの利用例
今回は生成AIについての新たな技術、論文のPDFファイルを指定して、その中身を日本語で要約してもらいました。
19ページのPDFですがとてもわかり易くまとめてくれました。
「Link Reader」プラグインの使い所
現在はコードインタープリタで様々なファイルを読み込めるようになっていますが、URLを指定するだけファイルを参照してくれるのはかなり便利。WEBサイトだけではなく、プレゼンテーションや論文などを普段から参照している方にとっては、とても便利なプラグインだと思います。