AIによるアニメ制作に「Wonder Dynamics」を取り入れる

画像生成AIによるアニメ制作のアニメの省力化については様々な方法を検証・実践してきましたが、新しい試みとして、AIで実写映像の人物をCGに置き換える、「Wonder Dynamics」を検証してみました。
CGアニメの新しい形を作れないか?
Wonder Dynamicsを利用して、実写による撮影+アニメ化+撮影+エフェクトといった処理を施して、実写を変換する形でアニメ制作が進行できないかを試すべく、まずは、「Wonder Dynamics」を利用して実写にVRMのデータを被せるという実験を行いました。
モデルデータ
今回のモデルデータは作者様にも承諾をいただき、以下のモデルを利用させていただきました。

EVI
https://booth.pm/ja/items/4509413
実際に生成されたCGアニメ
まだ撮影やエフェクトを入れ込んでいませんが、モデルデータを人間の動画に被せて生成しました。
実写→CG→イラストレーションという可能性
今回は被せただけの動画で紹介しましたが、さらに画像生成AIで加工したり、エフェクトを入れたりとすることで、全く新しいアニメーションのフローが作れないかも試していきたいと思います。
AIアニメプロジェクトについて
株式会社tazikuと株式会社K&Kデザインが共同で、AIを用いたアニメーション制作にチャレンジするプロジェクト。生成AIを従来のアニメの制作フローに組み込み、クリエイターがより創造的な作業に専念できる環境の創出を目指しています。
生成AI・AIの導入・研修・DXの支援はtazikuへ
生成AI・LLMなど、AIを活用したAIの導入・DXコンサルティング、AI領域の研修・講演などのご相談はお気軽にお問い合わせフォームよりご相談・お問い合せください。