Midjourneyのインペイント機能「Vary (Region)」のヒントとコツ
先日「Midjourneyの新機能、インペイント「Vary(Region)」を解説」という記事で取り上げたMidjourneyのインペイント機能「Vary (Region)」。公式のDiscordに「Vary (Region)」のヒントとコツが投稿されたました。今日はその機能を検証しながら紹介したいと思います。
Vary (Region)のヒントとコツ
Discordに投稿されたヒントとコツは以下の4つです。
1.この機能は、画像の大きな領域(画像の20%から50%)で最も効果的に働きます。
2.魔法のようになんでも修正はしてくれないので、Vary (Subtle)を使うほうがベストなときもある。
3.プロンプトによる変更は、極端に違いがあるものではなく、(森の中のイルカ的)ではなく、よりイメージに沿った指示(キャラクターの上に帽子を追加する)の方がうまくいく
4.「プロンプト・リミックス」機能を汎用のインペインティング・システムとして使用することができるが、システムがあなたの意図に沿わない可能性があるため、時にはかなりフラストレーションがたまる可能性があります!(ごめんね!)
少ない領域のインペイントを試す
ヒントとコツでは推奨されていない、とても小さな領域のインペイントを試してみます。ベースメントの画像は以下
まずは筆先の色を指定して変えてみたいと思います。結果はエラー。あまりにも小さなエリアではエラーになるみたいです。
もう少し大きく目の部分を指定して、メガネを掛けてみたいと思います。
わりと精度が高く出ました。画像の20%を明らかに切っていますがきちんと認識してくれました。
文脈を無視した指定を入れる
開いているスペースに、全く関係なく、リアルな3Dモンスター(Realistic 3D monsters)という指示で入れてみます。
モンスターは現れませんでした。
まとめ
便利に使えそうなインペイント機能ですが、ヒントとコツを意識することでさらに便利で有益に使えそうです。「Vary (Region)」を試す場合、是非ご一読ください。
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