動画生成AIのKaiber.aiのimg2videoを試してみた
先日「動画生成AI「Kaiber.ai」のtxt2videoを試してみた」という記事で、Kaiber.aiのテキストから動画を生成できるtxt2videoについて試しましたが、今回は、同じくKaiber.aiで、画像から動画を生成する、img2videoを試してみたいと思います。
プロンプトだけでは生成ができないため元となる画像が必要になります。まずはMidjourneyで元になる画像を生成していきます。
Midjourneyで画像を生成
前回のtxt2video合わせて、未来都市で新聞を読む女の子を生成、以下の画像を生成し 、Kaiberへアップロードします。
Kaiber.aiで動画生成
前回との差がわかりやすいように、前回生成した際と、同じプロンプトで生成したいと思います。
select a subject:Girl reading newspaper in futuristic city(未来都市で新聞を読む女の子)
style a subject:Anime,illustration,deformed,ultra-detailed,vivid, beautiful detailed dynamic lighting,masterpiece(アニメ風、クオリティプロンプトをいくつか)
今回も8秒、9:16の縦型、カメラワークはZoom In、Evolve: 6 で生成。
フレームごとに絵が重なっていきますが、元の画像の構図とテイストは、なんとなく保っている気がします。アニメは思ったより拡張した感じがしなかったので、サブジェクトはそのままで、プリセットされている、アート系の「oil Painting」プロンプトを入れて再度生成してみます。
大きくイメージが代わりましたが、かけ離れすぎて、クリエイティブとしてはよくわからない動画になりました。今回はベースの絵があるので、パラメータも触ってみます。
Evolveの値を極端に振ってみる
上記2つの動画を生成した動画のEvolveを最小の1と最大の10にして生成してみます。
Anime – Evolve1
Anime – Evolve10
Oil paint-Evolve1
Oil paint-Evolve10
どちらも1であれば安定、10であればよりカオスにといった感じですね。10などは、かなりカオスな感じになってしまいますね。ベースを活かしたい場合は上げすぎないほうが良さそうです。
また、アニメ風の絵からアニメにしても、そこまで印象が変わらないけど、かけ離れすぎてもよくわからないとなってしまうため、Kaiber.aiについてはいろいろ試しながら、最適な手法を探っていければと思います。次はvideo2videoを試してみます。
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