OpenAIブランドガイドラインについて解説
OpenAIは先日ブランドガイドラインを策定しました。
ブランドガイドラインでは、ChatGPTを始め、OpenAIがリリースしているプロダクトのブランド利用についてのロゴの利用規定やサービス表記、また、APIを使ったサービス名などを盛り込まれています。
ChatGPTのプロダクトも公開していることも有り、関係する箇所をピックアップしてまとめました。
API利用したプロダクトについて
大きく国内でも話題になった部分で言うと、「〇〇GPT」と言う表記が、不適切と明記されが使えないということでした。正しく利用するためには「プロダクト名+ powered by GPT-4」という表記が適切ということです。
プラグインについて
プラグインも同じく表記ルールが示され、「プロダクト名+ plugin for ChatGPT」、「プロダクト名+ ChatGPT plugin」が推奨されています。
API、プラグインともに、OpenAIオフィシャルである誤認をさける意図が汲み取れます。
モデルについて
利用しているモデルを記載する時は、適切なモデル名や日付に基づいたバージョンを表記することが推奨されています。
モデル名は「GPT-3, GPT-4, ChatGPT, DALL·E」など、必要に応じて「GPT-4 Mar 14 version」などモデルのバージョンを記載することも推奨されています。
公式パートナーでない場合の表記
公式パートナーでない場合は「Pawtopia is building with OpenAI」「The Pawtopia product was developed with GPT-4」などと表記し、「worked with,」や「partnered with,」は不適切とされています。
コンテンツの帰属について
OpenAIの各プロダクトで生成されたテキストや画像を公開する場合、クレジットの明記は義務付けされていませんが、ここの表記についても明示がありました。
大きなポイントは、「〇〇によって創られた」、ではなくて「〇〇を用いて創られた」表記がふさわしいとのことでした。
その他にも、ロゴマークの使い方やプレスリリースで利用する場合など、細かく規定されています。今後OpenAIのプロダクトと連携したサービスを開発される方は必読です。また大きな変更などがあれば随時お伝えしたいと思います。
Open AI Brand guidelines
https://openai.com/brand