メタバースイベントを実施してみて反省点とまとめ
3月10日(金)20時54分~から放送される地上波番組『エブリバースの引力』と連動したメタバースイベントを放送後に実施しました。
なんとか実施はできましたが、反省点が残るメタバースイベントでした。いろいろな反省点を振り返りつつ、今後メタバースイベントを実施していくにあたってのポイントをまとめてみました。
メタバース空間に集まるハードル
今回は地上波で呼びかけて、メタバース空間に集まってもらうという形で進行しましたが、メタバースの知名度は上がってきていますが、参加するという部分についてはまだまだで、番組中で初めて知ってすぐに参加というのは、ユーザーにはハードルが高かったと思いました。
WEBサイトへのアクセスでさえ、地上波で呼びかけでというのは、ファンでも無い限り相当なハードルであることを考えると、さらに高いメタバースの参加呼びかけをスポットでというのは厳しいのかもしれません。
解決策としては、事前にWEBやメタバース興味関心そうにどれだけ伝えられるかとなりそうですが、そこに絞ってしまうと試みを広げたいのに特定クラスタのみになってしまうので、メタバースクラスタ以外の方々がハードルを超えられるような、何かしらの強いインセンティブを置いていく必要がありそうです。
ハードウェアの問題
メタバースをはじめとした先端テクノロジーを活用したシステムは、常に最新版のOSやハードで実行される想定で制作されていることが多く、カバーしても2〜3年前のハードという形になっており、本当に幅広いユーザーが気軽にというのはまだまだ難しい状況です。
また、運営側もこの点を理解していないと、運営側が古いハードを使ってしまい問題が起こる可能性が高くなってしまいます。
実際、今回のイベントでは音声にトラブルが起きてしまい、原因としてハードウェアのスペック不足が原因での処理落ちでした。途中で切り替えて正常化したものの、この部分はテクニカル弱いところが運営すると起きてしまうことが想定されるので気をつけたいですね。
プランBやトラブルシューティングが大切
メタバースでイベントを実施する際、各々の参加者がそれぞれの場所でメタバース空間に参加することになるので環境差異などがあると思います。
それらをすべてカバーするのは難しいですが、予見して、起きうる問題と、起きたときにどうリカバーするか?などが重要です。基本的にライブでイベントが進行するため、プランBの用意、プランBへの切り替え、実行する意思決定をどう行うかなどもフロー化しておくことがベストだと思いました。
メタバースイベントをより良いものに
今回の反省点を活かしつつ、次開催する時はもっと快適で、沢山の人があつまるイベントを組み上げていきたいと思います。
イベント会場となった出現画廊 其ノ参 in Metaverseは、開放しておりますので、皆様のご来場をお待ちしております。
出現画廊 其ノ参 in Metaverse
https://shutsugen.com/metaverse.php