Midjourneyの有料プランの比較から加入まで
「MidJourneyの使い方 – 登録から実践までのガイド」では、Midjourneyの登録から、無料版の使い方までを紹介しましたが、今回は有料プランの登録手順と、有料版で可能になるDMでの画像生成までをまとめました。
有料プランの加入には、Discordアカウントを取得し、Midjourneyのサーバーに参加していることが前提となりますので、まだこれからという方は上記の「Midjourneyの使い方 – 登録から実践までのガイド」をご覧いただきアカウント登録を済ませましょう。
無料プランは現在休止中
現段階で、無料版は2023年の3月28日に公式から利用停止が発表されました。Midjourneyは公式のXにて、期間限定で無料版再開予定もポストしていましたが、現段階で追加の情報が無く、無料で使うことは現段階ではできないため、利用を検討しているはアカウント登録後以下から有料プランをどうぞ。
有料プランの申込みページにアクセス
DIscord上で「/subscribe」を入力すると以下のようなメッセージがbotから返されます。その中の「Manage Account」をクリックして有料ページに移動します。※実際はURLが出力されていますが下記画像はURLを消しています。
URLはクリックするとユーザーと紐付けてログインした状態でアカウントページに遷移します。アカウントページでは有料プランが並んでいるためボタンから申し込みが可能です。
4つの有料プラン
2024年1月3日現在では、Basic Plan、Standard Plan、Pro Plan、Mega Planが用意されていて、それぞれで、できることが異なります。各プランの特徴をピックアップして紹介します。
有料プランで共通でできること
・MidjourneyボットとDMで画像生成可能
・商用利用(無料版はクリエイティブコモンズ by-nc 4.0ライセンス)
・メンバーギャラリーへのアクセス
Basic Plan
10ドル/月(年間契約の場合8ドル/月・96ドル/年)
大きな特徴としては、200回までの生成が可能で、jobは最大3つまで同時処理。200枚のクレジットを使い切った場合、足りなければ追加費用で購入することも可能です。
Standard Plan
30ドル/月(年間契約の場合24ドル/月・288ドル/年)
15時間までのファストジェネレーション付き。Relaxモードを利用すれば、速度制限は付きますが、無制限で画像生成が可能。Basic Planと同様に、jobは最大3つまで同時処理。200枚のクレジットを使い切った場合、足りなければ追加費用で購入することも可能です。
Pro Plan
60ドル/月(年間契約の場合48ドル/月・576ドル/年)
Stealth image generationが最大の特徴、作品をMidJourney上でプロンプトを非公開にすることが可能です。ファストモードはStandardの倍の30時間ついてきます。jobは最大12まで同時処理可能。もちろんクレジットも追加購入可能です。
Mega Plan
120ドル/月(年間契約の場合96ドル/月・1152ドル/年)
Pro Planの全ての機能に加えて、ファストモードはStandardの倍の60時間ついてきます。Pro Planでも生成時間が足りない方へおすすめ。
Fast hoursの追加購入
サブスクリプションの管理ページからは、Fast horusを追加購入可能です。1Hour 4ドル、2Hours 8ドル、5Hours 20ドル、12Hours 48ドルとなっており、ボリュームディスカウントはありません。購入したFast hoursに有効期限はありませんが、使用するにはアクティブなサブスクリプションが必要となります。
商用利用について
以前は企業の商用利用についてはコーポレートプランが必要でしたが、現在サブスクリプションのページからの記載が無くなり、年間総収入が100万米ドルを超える企業の場合は「Pro Plan」への加入が必須とされています。その他個人については、有料プランであれば権利が付与されます。
詳しくは「Midjourneyの規約から商用利用について解説」をご覧ください。規約については今後も追いかけてチェックしていきたいと思います。
Midjourney規約ページ
https://docs.midjourney.com/docs/terms-of-service
プランを選択し支払い
プランから選択し入りたいプランでSubscribeのボタンを押すと課金が可能です。とりあえず今回はStandard Planに加入してみます。決済方法はクレジットカードとAliPAYが選択できます。
決済が完了すると、DMが追加され、Botからメッセージが届きます。また、/infoを叩くとステータスが表示されます。
次回は、有料プランでの生成方法や規約などをまとめていきたいと思います。