Midjourney (ミッドジャーニー)v4のベーシックパラメータまとめ
画像はq2でレンダリングの質を上げて生成したプロンプトkawaii
画像生成AIのプロンプトについては「画像生成ジェネレーティブAIの優れたプロンプトの作法を学びながら実践」で文法などまとめましたが、今回はプロンプトのあとに打ち込むパラメーターについてまとめてみました。
現在Midjourney(ミッドジャーニー)は現在V4となっており、その他サイトの中では、時期によってはv4に対応していないものもまとめられています。そこで今回はv4で利用できるものに絞ってパラメータをまとめました。
ベーシックパラメータ
Aspect Ratios
生成される画像のアスペクト比を変えるパラメータ
--aspect
--ar
1:1、3:2、 2:3を付与。 —ar 3:2といった形で設定します。
Chaos
結果がどの程度変化に富んだものになるかを調整します。値を高くすると予想外画像が生成されます。
--chaos
0〜100を付与。–chaos 100といった形で設定します。
NO
プロンプトの中から特定の要素を除去するためのパラメータ
—no
Noのあとに、消したい要素を付与。–no plantsといった形で設定すると、植物を消して生成してくれます。
Quality
レンダリングの質をコントロールするパラメータ、デフォルト値は1です。値が高いほどコストが高く、値が低いほどコストが低くなります。
--quality
--q
.25, .5, 1, or 2の4段階で付与。—q 2と設定すると、標準の2倍の時間と精度でレンダリングしてくれます。
Seed
Midjourney(ミッドジャーニー)では生成された画像はシード番号が付けられており、そのシード番号を指定することでちょっと雰囲気を変えたいときなど微調整を行う際は「seed値」を同じにして生成することで、生成画像の微調整が行なえます。
--seed
シード番号を指定して付与します。
–seed シード番号
Stop
あえて途中で生成をとめたい時に利用するパラメータ
--stop
10-100を付与。—stop 10であれば10%生成した段階のもので生成されます。
Style
Midjourney(ミッドジャーニー)の生成モデルのvを切り替えることができます。
--style
v4では4aと4bが指定可能。–style 4aといった形で指定します。
Stylize
AI側にどこまで考えさせるかを指定します。
--stylize
--s
0-1000の間で付与。–s 1000といった形で付与します。
Uplight
生成された画像をアップスケールします。
こちらは生成後のボタンから操作します
Upbeta
生成された画像をアップスケールしますが、ディテールを省きアップスケールします。
こちらは生成後のボタンから操作します。
パラメータを学ぶことで表現の幅が広がる
細かな調整を行うにはパラメータは必須ですね。特にSeed値を把握して調整は細かな微調整にはとても役に立ちそう。
今回はベーシックパラメータをまとめましたが、その他パラメータもまとめていきたいと思います。