Midjourneyで同一キャラクターが生成できる「Character Reference」
生成AIの生成では生成するたびにキャラクターが変わり一貫性をもたせるというのが非常に困難で、その一貫性を担保するために様々な技術やワークフローが日々研究されていますが、Midjourneyでそれらを解決する「Character Reference」がリリースされました。
Character Referenceとは?
Character Referenceは、キャラクター性のある顔や髪型、服装などの特徴を保ったまま生成ができる機能となります。LoRAや追加学習の必要が無く、画像1枚とパラメーターのみで設定が可能です。
Character Referenceの使い方
基本的な使い方は、テキストプロンプトの後に「–cref」と付け加えるだけで実現します。また強度もコントロール可能で、「–cw」の後ろに数字のパラメーターをつけることで調整可能です。またMidjourneyだけでは無く、nijijourneyでも利用可能です。
具体的な構文は以下
<テキストプロンプト> + <--cref> + <画像のURL> + <--cw 100>
「–cw」はディフォルト値は100となっており、0の場合は顔だけに焦点を当ててて再現するため、服を着替えさせたいなどのときは0を利用します。
Character Referenceを試す
元画像
–cref –cw 100
–cref –cw 0
精度は?
精度で言えばLoRAやIPAdapterには及びませんが、この手軽さでキャラクター性を保持できるのは非常に魅力的です。
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