生成AIで背景を制作し、エフェクトを重ねる
アニメーションの制作工程の中でも、多大な人的コストがかかる背景。世界観を緻密に表現する背景には多くの時間がかかります。今回は実験的に背景を生成AIで制作し、そこにアニメーションを重ねるショートムービーを作成しました。
AIアニメプロジェクト×どうくつたんけん vol.1「まちかどリズム」
制作過程とポイント
1.建物の窓・看板・ライトなどに発光効果や色味の微調整をPhotoshopで追加。
2.各レイヤーごとに分けた発光効果などをAIで生成した背景画に乗せアフターエフェクトで点滅・点灯の効果を作成。
3.キャラクターのモーションは、別途LIVE2Dを使用して作成
プラグインを使用してアフターエフェクトに読み込みモーションを微調整。
4.BGMに合わせて、発光の点滅・点灯の動きやキャラクターのモーションを付け、星の煌めきや稲妻などのエフェクトを追加して完成。
ポイントは製作の期間です。とても短時間で完成に至る事が出来た事が大きいです。
打ち合わせを行い、背景画の作成をAIで行いましたが、通常我々が社内で作成する場合に比べ素早く用意でき、生成された画像にフィニッシュワークのみ行い、素早く次工程へ移行できました。
(K&Kデザイン)
AIアニメプロジェクトについて
株式会社tazikuと株式会社K&Kデザインが共同で、AIを用いたアニメーション制作にチャレンジするプロジェクト。生成AIを従来のアニメの制作フローに組み込み、クリエイターがより創造的な作業に専念できる環境の創出を目指しています。
生成AI・AIの導入・研修・DXの支援はtazikuへ
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