ChatGPTに統合された「DALL-E 3」の基本的な利用方法のまとめ
画像生成AIの中でも大きな話題を読んでいる「DALL-E 3」。OpenAI社からリリースされ、ChatGPT上で画像生成ができるようになりました。今回は「DALL-E 3」の概要や使い方、他の画像生成AIとの違いなどを解説します。
DALL-E 3 とは?
DALL-E 3はOpenAI社が開発公開した画像生成AIで、自然言語のやりとりで画像生成を行うことが可能です。現在はChatGPTのPlusとEnterpriseの2つの有料プラン、またはMicrosoft BingのImage Creatorにて利用することが可能です。
その他の画像生成AIとの大きな違いは、ChatGPTとの統合と、プロンプトの理解力となり、曖昧に投げた指示もChatGPTが的確にプロンプト化して投げることで、想像に近い画像を生成することが可能です。
DALL-E 3 の利用方法
ChatGPTが無料版の方は、Microsoft Bing Image Creatorにアクセスしてログインすればすぐに利用できます。
ChatGPT、PlusもしくはEnterpriseをご利用の場合は、上部のメニューのGPT-4のタブから、DALL-E 3を選択することで利用可能となります。
DALL-E 3で画像生成
今回は日本人女性を画像生成してもらいました。プロンプトの細かい部分はDALL-E 3に任せます。以下の指示で生成してもらいました。
黒髪の現代ファッションの日本人女性
生成結果
暫く待つと生成結果が出力されます。少しニュアンスが違うものも混ざってきていますが、かねがね想像通りの結果になっています。
さらにここから自然言語で指示をしていきます。
3番目の画像がCGっぽいので写真に近づけてください。
大きくはかわりませんが、少しだけ柔らかくなって再度生成されました。
画作りの好みは分かれるが理解力は秀逸
画作りのクオリティはその他画像生成AIのほうが良いとか、好きなどは好みがわかれるところにはなりますが、自然言語ベースで会話しながら生成できるのは今までの画像生成AIと違い遥かにハードルが下がります。
まず画像生成AIを手軽に試してみたいという方に取ってはかなり使い勝手が良い画像生成AIだと思います。プロンプトが上手く書けない、UIが分かりにくくて挫折したという方は是非お試しください。