Kling AIの「Anime Figure」エフェクトを試す|最新AIで実験 Vol.1

AI CREATIVE BASEが探求する最新の生成AIツールや機能を試す実験シリーズ。完成作品だけでなく、試行錯誤の過程も包み隠さず公開します。クリエイターの視点でAIツールの可能性を探り、その実用性と表現の幅を検証していきます。今回は、Kling AIのエフェクト機能「Anime Figure」に挑戦します。
出力結果
1回目の生成では、黒髪ボブヘアのおむすびちゃんが銀色のキラキラしたトップスと黒いスカートを着たアニメフィギュアとして出力されました。マイクを持っている姿が台座の上に立っており、シンプルながらも完成度の高い仕上がりです。
動画には、自動的にBGMが付与される点も魅力的です。キャラクターの回転や動きに合わせた音楽が雰囲気を盛り上げ、より本格的なフィギュア紹介映像のような仕上がりになります。
背景の暗い青色とキャラクターの明るさのコントラストが効果的で、まるでステージ上で歌うアイドルのような雰囲気が演出されています。さらに別の画像でも試します。

ブラッシュアップ
2回目の生成では、同じ黒髪ボブのおむすびちゃんですが、衣装がシルバーのパフスリーブトップスとミニスカートのセットアップに変わりました。こちらはお腹が見える露出のあるデザインで、よりカジュアルでポップな印象に仕上がっています。
赤と青のステージライトが背景を彩り、片手でマイクを持ち、もう片方の手を腰に当てたポーズがとても可愛らしく表現されています。

3回目の生成では、髪の色が鮮やかな青色に変わり、衣装もピンクドレスに一新されました。首元のパールネックレスなど細部までこだわりが感じられ、より洗練された印象のキャラクターに仕上がっています。
背景の青いスポットライトと相まって、ステージ上のアイドルフィギュアとして見映えする出力結果となりました。同じキャラクターでも髪色や衣装のバリエーションを自在に生成できる柔軟性も、エフェクトの大きな魅力の一つといえそうです。

完成作品
「Anime Figure」エフェクトは、キャラクターグッズの企画段階でのデザイン検討、SNSプロモーション用のビジュアル制作、バーチャルイベントでのアバター表現、ゲームやアプリ内のキャラクター設計、ファンアートのバリエーション展開などのシーンでの活用が期待できるでしょう。
次回は、Kling AIの「MochiMochi」エフェクトを試します。
引き続き、お楽しみください。