「EasyPromptAnime」で自分の好きなモデルを利用する
「プロンプトでアニメが生成できる「EasyPromptAnime」 インストール編やアニメ生成編、簡単プロンプトアニメエディタの解説をしてきましたが、ある程度のモデルはプリセットされていますが、自分で用意したモデルも利用できるため、今回は自分が好きなモデルを利用した動画生成について解説していきたいと思います。
EasyPromptAnime(簡単プロンプトアニメ)とは?
「EasyPromptAnime(簡単プロンプトアニメ)」はAnimateDiff prompt travel がベースとなっており、簡単プロンプトアニメエディタで簡単に設定ファイルを作成できたり、ドラックだけでアニメーション生成ができるなど様々な機能が用意されています。
EasyPromptAnime(簡単プロンプトアニメ)
https://github.com/Zuntan03/EasyPromptAnime
任意のモデルの設定
簡単プロンプトアニメエディタ基本設定部分から設定が可能です。
1.model_nameをcustomに設定
model_name欄は、Customをプルダウンから選択します。
2.指定場所にモデルデータを設置
animatediff-cli-prompt-travel/data/models/sd/ に *.safetensors形式のモデルを設置します。ここで注意が必要なのが、stable-diffusion-model-toolkit などで VAE をモデルに埋め込む必要があります。
指定モデルで生成、今回は非常に有名なモデル「Counterfeit-V3.0」にVAEを焼きこんで利用してみたいと思います。VAEを焼き込むほうほうは「Stable Diffusionの任意のモデルにVAEを焼きこむ」をご覧ください。
3.custom_model_nameを設置したファイルネームへ変更
ファイル名は:CounterfeitV30_veabakeとしました。
生成した動画
モデルが反映され絵柄がモデルに沿ったアニメーションを作成することができました。パラメーターの違いなどまだ奥は深く、まだまだ試行錯誤が必要ですが、とても簡単に設定もでき比較的簡単に操作も行えるためいろいろと試すのも楽になりそうです。