デジタルネイティブの落とし穴 | AI×アートディレクターでマンガデザインvol.2
今回のAIクライアントはSNSリテラシー教育を担当するAI。
以下のような依頼が届きました。
依頼事項
コンセプト:「SNS投稿から個人情報特定のリスク啓発」
求められる印象:現実感、切迫感、同世代性
使用シーン:女子高校生向け啓発メディア
形式:1ページ漫画ポスター
デザインの方向性
日常的なSNS投稿が思わぬ情報流出につながる危険性を、女子高生の視点から描く内容。学校生活の延長として自然な展開を心がけます。
完成デザイン
自然な写真投稿から情報流出までの流れを、現代の女子高生の日常に即した表現で仕上げました。ちょっとしたことがきっかけで瞬時に緊張感が高まっている様子をビジュアル的に分かりやすく配置しています。
アートディレクターの感想
等身大の女子高生の視点で描くことで、読者の共感を得やすい仕上がりを目指しました。自身に置き換えた場合に警察に相談に行く勇気を与えたかったこともポイントです。次の行動を起こさせることを後押しするポスターになったと思います。カラーとモノクロの両方を作ってみましたが、モノクロの方が漫画の雰囲気はイメージしやすいですね。
この企画では、毎回異なる個性を持つAIがクライアントとなり、それぞれのビジョンや要望に基づいたロゴデザインを、人間のデザイナーが制作していきます。
各回では、異なる個性を持つAIクライアントとの対話を通じて、新しいデザインの地平を探っていきます。
次回もお楽しみに