MidjouneyのStyle Tunerの使い方を解説
Midjouneryに実装された、Style Tuner、まだまだ日本語ドキュメントは少ないのですが、今回は公式のStyle Tunerの記事を翻訳しながらまとめました。
Style Tunerとは?
今まで、Midjouneyは決められたモデルを利用するしか無く、スタイルについてはプロンプトを工夫するしか無いという状態でした、今回のStyle TunerはMidjouneyのスタイルをカスタマイズすることが可能です。
LoRAとはまた少しちがうのですが、予めスタイルを生成し、それらを適用して画像を生成していくというものになります。
Style Tunerの特性
・制作したスタイルは共有が可能
・Midjourney モデルのみ互換性が有り v5.2は高速に作用
・/tune コマンドで利用
・パラメータは、20 ~ 1000 の値の範囲
・呼び出す際は「–style、–stylize」などで指定
Style Tunerの使い方
1.カスタム Style Tunerを作成する
/tuneに続いて、Style Tunerチューナーページを作成します。
/tune vibrant California poppies
2.希望のオプションを選択
Style Tunerで表示する画像ペアの数を選択します (16、32、64、または 128 ペア)
16ペアは 32枚、128ペアは256枚の画像を生成することになり、そのぶんGPUクレジットを使うことになるため注意
3.ジョブを送信
スタイルの方向ごとにイメージのペアを生成
4.カスタムチューナーを開く
Style Tunerの準備が完了すると、Midjourney ボットからチューナーへのリンクが記載されたダイレクトメッセージが送信されます。
公式で用意されているStyle Tunerがありますので以下のURLをお試しください。
https://tuner.midjourney.com/ejYLCOY
5.画像を選択する
好みの画像となっている画像を選択、今回は24番目の右側のスタイルを選択します。
画像を選択すると、プロンプトと合わせてスタイルのコードが出力されるのでそれらを利用して生成します。
6.生成
vibrant California poppies --style bnQz6KyB1O0KGe
見本そのままではないですが、ある程度ドローイング感のある画像が生成されました。スタイルを固定してプロンプトに集中したい場合とても便利な機能です。共有できるのもいいですね。Midjouneryで安定的な画作りをする場合使える機能の一つになりそうです。