動画生成AIでセルルックと浮世絵が混ざりあった世界はどう動くのか?

セルルックと浮世絵の質感が混ざり合ったビジュアルが、動画生成AIによってどのように動きとして再構成されるのかを試みました。

静止画として成立している複雑なイラストが、時間軸を持ったときにどのような挙動を見せるのかを確認することが目的です。

静止画の段階で既に情報量が多く、構造としてやや破綻を含んでいるビジュアルが、動画化によってどのように解釈・補完されるのかを見てみたいと考え、今回は完成度を高めることよりも、「動かしたときに何が起きるか」を観察することに重きを置いています。

制作方法について

ベースとなるビジュアルは、Midjourneyで生成した浮世絵風のアニメイラストレーションです。細部の装飾や水面、鯉の動きなど、レイヤー構造が複雑になりやすい構図をあえて選びました。

生成した静止画をvidu Q3に入力し、被写体の動きを指定して動画化を試みました。動きの方向や強さは大きく指定しすぎず、AI側の補完や推定にある程度委ねる形をとっています。

世界観を保ちながら、どこまで自動的に連続性が維持されるかを観察する設計です。

生成された動画

破綻している部分をAIが自然に補完し、結果として新しい解釈のディテールが生まれる場面もありました。特に、水面や髪の装飾のように有機的な要素は、多少の構造的曖昧さがあっても「揺らぎ」として成立しやすい印象があります。

事前に破綻しているところをある程度修正してくれますが、画像編集モデルで、破綻も画像の時点で消しておけば、かなり精度の高い世界観のあるアニメが作れそうです。

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